梨木果歩さんの『エストニア紀行』を読んで、エストニアに行ってみたい!と思いやってきました。


タリン以外にも行きたい!

素敵な蒸留所をみつけたぞ!
せっかくなので首都タリンから出てエストニアの自然を感じたいと探していると、ハバヤ(Habaja)という地域に蒸留所を見つけたのでプチエストニア紀行してきました。
ハバヤ蒸留所の素敵なホームページはこちら↓
ハバヤ蒸留所の概要

住所 | 4539+3H Habaja, Harju Estonia |
アクセス | タリン市内からバスで80分(乗換) |
ワインの種類 | ベリー、フルーツ、植物など |
体験 | 試飲、窯焼きピザ、蒸留所ツアーなど |
営業日 | Facebookなどでチェック |
ホームページ | https://habaja.ee/ |
最新情報は公式ホームページからFacebookなどをご確認ください。

Googlemapの営業日はちょくちょく変わってるようで…
旅の計画時は「火、土日」営業だったため、

よし!火曜に行こう!
とするも、エストニア到着時点では「土日」営業に変わってました。

おぉ!神よ!
土日を待たずエストニアを発つ旅程を組んでしまっており、せっかくだしハバヤ蒸留所の雰囲気だけでも見に行こう!とバスで出発するのでした。
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自然に囲まれた素敵なロケーション
首都タリンから南東に45kmほど離れたところにあります。

エストニア市内からバスを乗り継いで到着。
Habaja生まれだという運転手さんが「蒸留所の目の前で降ろしてあげるよ!」と言って送ってくれました。
ありがとうございます!

運転手さんに別れを告げて、辺りを見渡すと…

自然の中に息づくようなレンガ造りの建物がありました!


わー!ここだ!

なんて良いところ!
と蒸留所の素敵な佇まいに感激してると…
お庭から蒸留所の方が出てきてくれました。

事情を話しつつ、雰囲気だけでも見に来ましたと伝えると、
たまたま作業の合間だったようで「ワインを見ていく?」と言ってくださり、中に入れてくれました…!!

ありがとうございます!

なんて良い人たちなんだ!!
とても嬉しい気持ちでワクワクしながら中に入っていくことに…!!
ベリーワイン試飲体験
こんなにたくさんのワインがあります。

中にはカウンターがあってかっこいいマスターが1つ1つワインを紹介してくれました。

ベリーワイン、フルーツワインなど。色鮮やかなワインたちが並んでます。

スパークリングワインもこんなにたくさん。

どれも気になるランブルスコたち。ピザやパスタに合わせて飲みたい(じゅるり)

「ちょっとだけテイスティングしてみる?」と聞かれ、

えー!いいんですか!?
お言葉に甘えていただいてみます。
こちらはAROONIA。渋みがあってチーズに合いそうな感じ!

丁寧に原材料も教えてくださるマスター。なるほどAronia(チョークベリー)を活かしたワインだからAROONIAなのね!

こちらはブラックカラント(和名:クロスグリ)が特徴のワイン。先ほどと違って甘いジュースのような口あたり!

イラクサのワイン。飲んでみると香りの印象と味が全く違いました!生姜とレモンを入れてるらしいです。

「葉っぱに触るとヒリヒリするけど飲むとおいしいんだよ」ってマスターが言ってくれてる気がする!
「これは甘いやつ」とどんどんテイスティングさせてくれました。


ほんとだ!これがベリーの甘さ!
と、日本語まるだしでコメントしてたので、マスターには何を言ってるか分からなかったと思います。
語学力のなさを悔やむ2人。
それでも…
どのワインもそれぞれ全く違って、どれもおいしかったです!!
と精一杯のジェスチャーで表現する(伝わってないかもしれないが!!)

8種類くらいテイスティングさせてくれました。マスターあなたって人は…!!(感謝)

定休日なのに…ありがとうございます!!
お土産のワインとグッズ
テイスティングですっかりハバヤ蒸留所のワインとマスターの虜になった私たち。

お土産にワインを買って帰ろう!

こちらの3本を選びました。

マスターもお気に入りだと聞いたルバーブのスパークリングワイン(15€)。すっきりとした甘さが好きです。

自宅に持ち帰ったのはルバーブのスティルワイン(12€)とチョークベリーワイン(13€)。

マスターも使ってたハバヤ蒸留所のボトルキーパー(5€)も購入。

お支払いにはクレジットカードが使えました👍
窯焼きピザやスケートリンクも
営業しているときは食事とワインを味わえるみたいです。うらやましい!!

自然に囲まれたお庭で窯焼きしたピザをふるまってくれたり、ステージでパーティーをセットしてくれたり。至れり尽くせりだ!
冬シーズンになると庭の池が凍ってスケートリンクになるそうです。素敵すぎる。

公式Facebookを覗いてみると、みんな幸せそうにピザを食べてます。

いいなー!!
ハバヤ蒸留所へのアクセス
タリン市街からハバヤ蒸留所までの行き方をご紹介します。
バルト駅(Balti jaam)からスタート!

バルト駅前にバスステーションが立ち並んでます。

4番乗り場(POST nr.4)で138番バスに乗ります。

バスの正面、横に行先と番号が表示されるのですぐわかります。


時刻表は全路線が時系列で並んでてちょっぴり見にくい…

時刻表はこちらのサイトが見やすかった↓
バスに乗る時は、運転手さんに行先(Kose 2)と人数を伝えてクレカのタッチ決済で支払います。

ピッ!として乗車。ちなみにバルト駅→Kose2は1人片道3.8€。帰りもさらに3.8€。

車内の電光掲示板をみれば次のバス停が分かります。

降りる時はオレンジ色の降車ボタンを押せば、次のバス停で停まってくれます。

バス車内には充電用USBポートもあります。

Kose 2のバス停に到着!

Kose 2のすぐ反対車線にKose 1のバス停があります。ここでK3番バスに乗り換え。

現地の時刻表はこんな感じ。本数が少ないので注意!

同じくこちらのサイトが見やすいです↓
乗る時に行先(Habaja)と人数を伝えてクレカタッチ決済で乗れます。1人片道1.1€です。
自然の緑を眺めつつ10分ほど乗車します。

Habajaのバス停からまっすぐ徒歩7分でハバヤ蒸留所に到着です。

素敵な屋根の民家が目印です。道路をはさんでハバヤ蒸留所の反対側にありました。

気を付けたいのは帰りのバスが少ないことです。

K3番バス(Habaja→Kose)はこれだけです。土日は1日4本しかないです。

私たちも到着して30分後には14:59の便に乗らなくてはならず、超ドタバタになってしまいました。

K3バスでは行き帰りとも同じ運転手さんでした。蒸留所の前で降ろしてくれてありがとう。

まとめ
エストニアのハバヤ蒸留所(Habaja Viinavabriku)を探訪しました。
定休日だったにもかかわらず優しく温かい職人さんが出迎えてくださり、素敵な時間を過ごすことができました。ハバヤ蒸留所の皆さん本当にありがとうございます。
梨木果歩さんほどエストニア紀行できてませんが、首都タリンを離れて自然を眺めながらおでかけできてとても貴重な体験になりました!

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