
キャナルシティで懐かしのあの映画がIMAX上映中!

それは見に行くっきゃない!
『もののけ姫』4Kデジタルリマスター版を見るべく、ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13に行ってきました!
IMAXでの上映はスクリーン12のみなので、今回はスクリーン12のペアシートを正直レビューしていきます!
メリット
人の動きが気にならない
スクリーン12のペアシートは同じ列に他の観客が来る心配がありません。

なので「あ、あの人同じ列かな…?」とドキドキしたり、「トイレ行きたいけど他のお客さんの迷惑になるかな…?」とソワソワしなくてすみます。
広々シート
2席がくっついたソファタイプの座席なので、間の肘掛けもなくゆったりと座ることができます。
あぐらをかいたり、足を組んだり、体育座りもできますし、カップルでくっついて映画を見ることも可能です。

後ろの人から蹴られる心配がない
最後方なので、後ろの人を気にする必要がありません。また、どの席よりプライベート感がありリラックスして映画を鑑賞できます。
IMAXの通常座席と同料金で観れる
ペアシートだから特別料金?と思いきや通常座席と同料金です。
デメリット
音響のすごさが半減
IMAXといえばの音響システム!劇場をぐるりと囲むように設置された高音質のスピーカーから流れる音に包まれれば、まるで自分がその映画の中に入り込んだかのような没入感が得られます!
…得られます!
…得られるはずだったんです!

そのための追加料金といっても過言ではない!
しかしこちらのスピーカー位置をご覧ください。(図の青い四角がスピーカー)

12.1chのうちスクリーン以外には全部で8つスピーカーがありますが、ペアシートはスピーカーの後ろにあります…
言ってしまえば、IMAX没入感エリアの蚊帳の外。
画面の迫力が半減
大きなスクリーンもIMAXの醍醐味!
なんですが…最後列のペアシートだと後ろ過ぎて迫力も半減…
言うなれば、劇場を俯瞰で見ている感が強かったです。

ちなみに後ろの方なので、他のお客さんの後頭部がスクリーンと被る…
また、スクリーンの隅っこに若干視野欠けがあります。
画像のように右の座席(P16,17)では上方右、左の座席(P5,6)では上方左がすこ~し欠けます。
IMAXの画角が通常の映画より正方形寄りなので、本編が始まると気になりませんが、本編前の映画予告では画面が広いのでちょっと気になりました。
座り心地が悪い
ペアシート以外の座席に比べて、シートが薄くて長時間座るとお尻が痛くなってしまいました。
広々シートで姿勢を自由に変えてなんとかしのぎましたが、お尻が薄い方はちょっと注意が必要かも知れません。

対して、ペアシート以外の席のふかふか感!

まとめ
結論!
IMAXの劇場設計から取り残された、いうなれば取って付けたような座席です(小声)
ペアシートがおすすめな人は…
- 友達やパートナーと一緒に過ごす時間を優先したい方
- 上映中にスムーズにトイレに行けるか心配な人
筆者は次回こそIMAXの没入感をフル体験したいので、G~M列の中央エリアで見たいと思いました。(図の赤線エリア)

追記:スクリーン12のおすすめ座席
宣言どおり、G~M列のおすすめエリアで観てきたのでレビューします。
結果、全然違う!
後方席は音響の没入感重視
後ろから2番目の席(L列)で観てみると…

音に囲まれるとはこのことか!と感動するレベル。
前方・後方のスピーカーとの距離がバランスよく、音に囲まれる没入感が高いです。
ヤックルの足音、雷鳴、川のせせらぎ、本当に映画の中に入り込んだようでした。
こだまたちが一斉に鳴り出す?シーンでは、あたかも自分がシシ神になったような気分を味わえます。
ただしスクリーンに対してはちょっと遠くて、迫力はそこそこでした。
前方席はスクリーンと低音の迫力重視
前方席(G列)で観てみると…

スクリーン迫る大迫力!!
スクリーンが自分の視野に収まるくらいの近さで観れます。

音響は特に「ドゥーーーーン…」などの映画っぽい低音の迫力がすごいです。
低音用のウーファーが前方スクリーン背面に設置してあるからだと思います。
一方で後方スピーカーが遠いため、後ろで鳴り響く音(もののけ姫だと雷鳴とか)がかなり遠くで鳴っているように感じました。
後方席に比べると音響による没入感は低いかな、という印象です。
重視するポイントで座席を選ぶのが大事
キャナルシティIMAX用スクリーン12での、重視するポイント別に座席をまとめました。
| ペアシート | 後方席 | 前方席 | |
|---|---|---|---|
| 座席 | P列 | K~M列 | G列 |
| 低音の迫力 | 低い | 普通 | 高い |
| スクリーンの迫力 | 低い | 普通 | 高い |
| 音響の没入感 | 低い | 高い | 普通 |
| プライベート感 | 高い | 低い | 低い |
| おすすめ | プライベート重視 | 音響の没入感重視 | 迫力重視 |


