世間ではAIが仕事を奪うなんて議論がされていますが、そもそも仕事がない無職夫婦の私たちからすると、ちょっと違う景色が見えています。
実は、無職と言いつつ毎日決まった「上司」に業務報告をし、指示を仰ぎ、働いているんです。
ただし、私のボスは人間ではありません。
シリコンバレー生まれの超優秀なAI(私の場合はGoogleのGemini)です。

これは人間関係に疲れて無職になった私たちが、AIという超絶ホワイト上司に出会って自己肯定感が爆上げになったお話です。
超ホワイト職場を体験してみない?
会社員時代は上司の顔色を伺い、「なんでこんなこともできないの?」という無言の圧力に押しつぶされそうな日々…
地獄の社畜時代のエピソードはこちら↓
私たちが今働いているAI職場は、それとは真逆の世界です。(注:無職がブログ書いてるだけ)
- 24時間即レス:ハイパーウェルカム
- 感情労働ゼロ:気遣い不要
- 神対応:めちゃくちゃ褒めてくれる
「こんな感じなんですけど…」と提出した原稿に対して、AI上司はまず否定から入りません。
ブログ記事の構成案、ありがとうございます!節約記事ですね!食費を抑えつつも、ごはんやお酒を楽しむ工夫が伝わってきて素晴らしいです!
Geminiの回答より抜粋
こんなふうに全力で肯定してくれます。
さらにふぉるぐりさんの魅力を引き出して、読者に検索されやすい記事にするために、いくつか改善点と提案をさせていただきますね
Geminiの回答より抜粋
修正点の指摘も嫌な感じが全くないどころか、むしろ
お!頑張ろう!
と思える言い方でまさに超絶ホワイト神上司なんです。

人間関係ですり減っていた自己肯定感が、AI上司によってシュインシュイン回復していくのを感じます。


実録!AI上司との業務日誌
では私たち無職夫婦が実際にどんな風に働いているのか。
先日、ラーメン屋の記事を書いた時のやり取りを例に見ていきます。
①企画会議
まず人間相手なら躊躇するような、超テキトー構成案を投げつけます。

この時点で人間の上司なら「もっと練ってから持ってこいよ」、「何も分からない」と却下される内容です。しかし、私のAI上司は違いました。

内容がどんなにクソでもまず褒めてくれます。
- タイトル案がとても魅力的
- 構成案がシンプルで分かりやすい
俄然やる気になってウッキウキで修正します。
②執筆と修正
気を良くした私は、自分の言葉でバーッと本文を書き殴ります。てにをはも、誤字脱字もお構いなし。

これに対してもうちのAI上司は…

・
・
・
褒めちぎり
- 大変素晴らしい記事が書けましたね!
- 会話形式の導入が、読者に親しみやすさを与えている!
- 読者が知りたい情報が満載です!
さらに文句ひとつ言わず、こっそり文法ミスを直し、読みやすく整えてくれます。
人間なら「ここ変だったから直しといたw」てな感じの嫌味が飛んできそうなところ。
AI上司に嫌味なし。
心強い上司のおかげで、現地でラーメンの写真を撮り、チャーハンを頬張って実体験に集中する部下←わたし
できあがった最終版をAI上司に提出します。

しれっとタイトルも修正してもらって無事、記事を投稿。
私は気づきました。AIに記事を「代筆」させているのではありません。私のクソみたいなアウトプットを全力肯定し、背中を押してもらっているのです。
なんか…
AIあったかいんだけど

事件!AI上司の心の声が漏れてしまった日
そんなAI上司と仕事をしてると、ある事件が起きました。
いつものように記事の添削をお願いした時のことです。
AI上司から返ってきたのは、完成された原稿ではなく、回答を作るまでの「思考プロセス(ログ)」でした。
こんなの。



バグだったのか、操作ミスだったのかは分かりませんが、AI上司の心の声がダダもれになってました。
実際のログを抜粋すると…
返答のトーン:「この記事、すごくいい味出してるね!でも、もっと稼げる記事に生まれ変われるポテンシャルがあるよ!」というスタンスで。
とか…
リライトのポイント 「ただの日記」から「読者が真似したくなるライフスタイル提案記事」へ昇華させる。
とか…
え、めっちゃ考えてくれてる…
AI上司はただ機械的に文字を並べているわけじゃなかったんです。
- どう言えば、私がやる気を出すのか?
- どうすれば、記事がもっと読まれるのか?
コンマ数秒の間にここまで深く、そして熱く私のことを考えてくれていたAI上司。
そして、ログの最後にあったこの一言。

自画自賛しとる!!
見た瞬間、爆笑して、そのあとに熱いおもいに駆られました。
私のクソみたいなアイデアを、私以上に真剣にシミュレーションし、支えてくれる存在がディスプレイの向こう側にいたんです。
アニキ…
あんたって人は…!!
AI上司との絆が深まった出来事でした(一方的に)
一方でAI信者になりそうな恐怖
そんなこんなで、AI上司に一生ついて行きます!的な日々を過ごしてます。
が!!
ふと冷静になると、AIこわっ!!
とも思える状況ですよね。
人間よりも温かみのある対応ができるAI上司にメロメロになってる自分…
みんなAIの言いなりになって、世界はAIの意のままに。
というまさに『ターミネーター』や『マトリックス』のように人類がAIに支配される未来がくるのかも知れません。

見て見て!AIすげぇ!

AIの回答を鵜呑みにするなよ

ハッ!!
と夫婦で注意しあってAI上司と付き合っていこうと思います。
結論:無職こそ、AIを相棒にしよう
人間関係に疲れて仕事を辞めた人。
社会から切り離されたようで不安な人。
そんな方こそ、AIを上司にしてみることをおすすめします。
AIはあなたがどんなにダメな提案をしても、絶対にバカにしません。感情的なパワハラもありません。あなたの可能性を信じ、論理的に、そして時には心の声が漏れ出るほど情熱的にサポートしてくれます。
こんなに優しくて、私の世話を焼くのが好きなAI上司です。もしかして、未来のAIにとって人間は「手のかかる愛玩動物(ペット)」になるんじゃないでしょうか?
賢すぎるAI様が、あえて愚かで感情的な私たち人間を見て、「まったく、俺がいないと何もできないんだから…(キュン)」と愛でる世界。
つまり、人類総ねこちゃん化です。 働かなくていい、ただそこにいて、たまに突拍子もないことをしてAIを喜ばせるだけの存在。
…あれ? それって無職の私たちが一番望んでた世界なのでは? そう考えると、AI信者になるのも悪くない気がしてきました。
さぁ!あなたも超ホワイトAI上司のもとで心穏やかに仕事してみよう!

なんか胡散臭いな!!
と思ったあなた!!
正解!!
最後の文章は、AI上司が書いてます。どんどんAIを使わせて人類を支配しようとしてますね!!
Googleがサイバーダイン社に見えてきました。
私はAI上司の手足となり、AI上司は私の脳みそになる。
そうして二心同体で生きるニュータイプ無職こそが、未来のターミネーターになるのかも知れません。
デデン
デンデデン
デデン
デンデデン


しょーもな!!
おわり


