結論:マツダアクセラ(マツダ3) 二人でもDIY無しで車中泊可能です

エッセイブログ「30代無職夫婦の暮らし」を運営してます!
30代夫婦の我々はマツダ アクセラスポーツ(マツダ3の1個前の型)で日本一周しました。
車中泊に必要なアイテム、レビューと寝心地改善方法を紹介します。
- マツダアクセラスポーツ(マツダ3)の車中泊に必要なアイテム
- 実際に4ヶ月車中泊したレビュー
- DIYなしでもできる寝心地改善方法
アクセラ(マツダ3)での車中泊に必要なアイテムを紹介!
まずはアクセラ(マツダ3)での車中泊に必要なアイテムを紹介します。車中泊で必要なアイテムといえば、寝具や照明器具などが思い浮かびますが、今回は以下のアイテムを紹介します。
・窓用シェード
・アルミ断熱シート
・寝袋
窓用シェード
窓用シェードは外からの目隠し、窓の結露防止、外気断熱に役立ちます。
はさみがあればDIY未経験者でも作れます。
ホームセンターで売っているアルミ断熱シートを窓に合わせて裁断し、
内側からギュッギュッとはめ込めば完成です。
- アルミ断熱シートはクルクル丸めて売っているものを選ぶ
- 格安ホームセンター(MrMAXなど)で購入すると安い
折れ目のあるものだとパタッと折れてしまって窓に固定しづらいです。
折れ目のないクルクル丸まっているものを選びましょう。
窓用シェードの作り方、注意点を知りたい方にはこちらの記事を参照ください。
こちらは実際に装着した画像です。
日が昇るとさすがに車内も明るくなりますけど、外からの視線、周辺車両のヘッドライトの明かりなどを遮断してくれます。



こちらは窓の結露です。
窓から結露が垂れてきて寝袋が濡れたらけっこう不快です。

窓用シェードがあればコチラの通り!
結露を防ぐことができます。

アルミ断熱シート
アルミ断熱シートは寝床のクッション性向上、車体からの断熱に役立ちます。
後部座席を倒したままの寝床だと段差が身体に食い込んでとにかく痛いです。
まずはアルミ断熱シートを敷いて少しでも寝心地をアップしましょう。
ここで筆者が見出したポイントは、
アルミ断熱シートの足元部分がハッチバックにかかるようにする
ハッチバックの結露から足元を守ることができます。
盲点でしたがハッチバックのプラスチック部分も結露します。
朝起きたら寝袋の足元がビショビショに…
なんてことにならないようにしましょう!


寝袋
寝袋のポイントはこちら。
時期や場所に合わせて適切な寝袋を選ぶ
夏用、冬用、インナーがあります。
冬の寒い日に車中泊するなら
冬用+インナーがおすすめです。
私たち夫婦はケチケチ装備、
冬用寝袋(耐寒温度-4℃)2千円
インナー寝袋 3千円
でしたが外気温 0℃の夜も過ごせました!
車中泊レビュー

まずはGoodポイント
身長:男性173cm 女性165cm
2人でも足を曲げることなく横になれます。(足が伸ばせるようになる技を後述します)

次はBadポイント
そもそも車中泊仕様じゃないため、寝床や居住空間に欠点があります。
正直そのまま車中泊すると1泊が限界です。(身体バキバキ過ぎ)
筆者は次の対策をして4ヶ月間も車中泊旅できるようになりました。
寝心地改善方法

4ヶ月車中泊できた! 私たち夫婦が工夫した寝心地改善方法を紹介します!
足が伸ばせない
後部座席を倒しただけではスペース不足で足が伸ばせません。
身長170cmあると既にきついです。
改善方法を2つ紹介します。
- 前方座席を前にフルスライド
- リアのパネルを外す
まず、前方座席を前にフルスライドしてスペース確保します。
余分なスペースにはクッション等の柔らかいものを積んで枕となる部分を作ります。
(私たちは日本一周中の着替え、ティッシュ等を詰め込んでました)
これだけでかなり足を伸ばせます!

次にリアの黒いパネルです↓
これが足に引っかかって寝返りしにくいです。
このパネルは紐2本をハッチバックから外し、手で車体後方へ引っ張ると簡単に取れます。

運転席のハンドルの上に沿わせるように押し込むと、安定して平置きできます。
しかも運転席、助手席に座ってテーブルとしても活用可能です!

いや分からん!って方はこちらの動画を見るとイメージできるかもしれません。

黒いパネルは置いて行こうと思ったけど、持ってきてよかった!意外なところで役に立ったよ!

※自治体によっては運転席での飲酒は即通報!という条例があるためよく確認しましょう!
寝床の凸凹で背中が痛い
前半で紹介したアルミ断熱シート(6mm厚)だけでは背中がバキバキになります。
特に腰のあたりに1cmほどの大きな段差があり、ここをフラットに出来るかが勝負です。
より厚みのあるマットを追加する
私たちは『ファッションセンターしまむら』で長座布団×3枚 計9,900円を購入。
これを寝床に敷き詰めました。
・運転席後ろ(縦)
・助手席後ろ(縦)
・リア(横)
厚さは3cmくらいですが、これだけで寝床の凸凹がかなり改善されます。
わざわざしまむら座布団じゃなくても、車中泊用の極厚マットを購入してもいいです。
身体がずり落ちる
マツダ アクセラ(マツダ3)の後部座席を倒して寝てみて下さい。
後ろに向けて低くなるような傾斜があります。
さらにアルミ断熱シート&シュラフのシャカシャカ効果も加わって、身体が車体後方にずり落ちていきます。
これでは夜中に起きては這い戻り、またずり落ちて…の繰り返しで眠りも浅くなってしまいます。
高摩擦シートを敷く
アルミ断熱シート上に高摩擦シートを敷くことで、身体のずり落ちを軽減できます。
私たちの場合、家にあったヨガマットを敷くとずり落ちず快適になりました!


市販の滑り止めシートで対応可能です。ホームセンターでも売っている網目状のシートでも大丈夫!
寒い
冬期には死活問題になります。
これまで紹介した窓用シェード、アルミ断熱シート、寝袋をもってしても寒い…という時があります。(高級寝袋なら話は別ですが)
ホッカイロを足元、腰、首筋に置く
かなり暖かくなります。
外気温-3℃の時もありましたが、ホッカイロで暖かく車中泊できました。
ただ無理は禁物ですので、旅先の状況によっては装備の見直し、旅程変更など慎重なご判断をお願いします。
まとめ
今回は車中泊初心者におすすめの車種であるマツダ アクセラ(マツダ3)での快適な車中泊の過ごし方を紹介しました。
車中泊に必要なアイテム、車中泊レビューや寝心地改善方法など様々な角度から紹介しました。
車中泊は自由な旅行スタイルとして魅力的ですが、適切な車種やアイテム、注意点を押さえておくことが大切です。
この記事を参考に、快適なマツダ アクセラ(マツダ3)での車中泊を楽しんでみてはいかがでしょうか。
記事途中で紹介した「窓用シェード」の作り方はこちら。
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